直して、直して着続けたい…着物という日本の服装

着物のお直し!

着物を自分で着だすと、いろんな着物があって、目移りしますよね。

そんな時、お誂え100%の方ってほとんどいないと思います。


今、1番多いのがリサイクル着物、アンティーク着物から入るパターン。

これって今だから?

違うでしょう。

昔は全員100%お誂えだったなんて、そんなわけ無いっしょ。


親からのお下がり、お姉さんからのお下がり。

質屋さんで安く買って、自分で直す。

直さなくて良いくらいのサイズ違いならそのまま着てたんじゃないかな。

それが今は、リサイクルに名前が変わっただけ。


通信の便利な時代になって、より多くの方に情報が伝えれるようになった。

だから見ず知らずの方の着物のお下がりも安価で譲ってもらえる。

合理的な時代ですね。

実際さわって買う人が減ったし、自分で直せない人がほとんどなので、サイズ違い問題は必ず浮上しますね😅


私の場合は、八掛が裂けたら直してます。

何年か着ていて、サイズ違いが気になるなら、サイズを直してもらうんです。

始めから着れないくらい小さい着物や大きすぎる着物は、買わないようにしてます。


最初の投資は少なく、着続ける為の資金に回す!

直して、直して着続けたい…着物という日本の服装

紬の袷の着物は、普段着に着れてもウールや木綿のように家で洗わないし、擦り切れたらプロにお願いしないとお手上げ😅


今回の紬は、良い紬!としてリサイクルショップから我が家に嫁いできました。

そして、呉服屋さんに持っていって見てもらったところ、大島紬と判明しました😊

新品の大島紬と違って、柔らかくて着やすいの💞


そして、今はこんな色合い無いよ~😅

ん~、そうだよね~。


この麻の葉柄。

そしてハッキリとした色合いが可愛くてずっと目をつけてた着物なんですよね。

安くなるのを2年待ちました。

そして、ずっと売れないこの子は、お値打ち品になってました。


2,800円。

家に来たときの価格です。


それから毎年、シーズンオフにクリーニングに出しました。

クリーニング代は、平均5,000円かな。

いろんな所に出してたので、前後しますが、だいたいそんなくらいです。

5年以上着たと思います。


今シーズン途中で、八掛ビリッと裂けだして…急遽お直しとなりました

直して、直して着続けたい…着物という日本の服装

洗い張りして、八掛変えて、胴裏新しくして、身幅を詰めて、袖を伸ばして…大工事!

64,000円くらいかな。


直す前、生地がかなり薄くなってて、あと10年持つかな?って心配があったんです。

でも、洗い張りして、生地が復活してました🙌💞

寿命が伸びたよ~💕👘


そして、お誂えサイズになったのです😊

八掛はいろんな色があって、色を変えると着物の雰囲気もガラッと変わるんですよね~💕


今回は、青緑にしました!

年齢に合わせて変えれるのも袷の着物の楽しみ💞


私のように着る回数が多い方や、よく外で歩く方は、裾の擦れがスゴいのです。

単衣だと、表の生地がダメになっちゃうので、紬は袷で着てます。

それに、私にとって、紬の袷は最強防寒着😊👘

寒がりだからねぇ~。


元はリサイクル着物で安く買っても、いっぱい着て、直す楽しみがあるんですよね。

リーズナブルでお誂えですよ。


昔の着物からスタートしてると、今の安いポリは着れない😅

身体は本物を知ってるから。

そして昔の着物の色合いが、どうしても大好き💞💕


直して、直して着続けたい…

このお直しで、果たして何年着れるのか?

それはこれからのお楽しみ💞


予定では、50代でまた八掛が裂けると思うんです。

次は、黄色にしよっかなぁ~👘💕

直して、直して着続けたい…着物という日本の服装