普段着着物の着方は意外に簡単!
洋服の文化が入ってくるまで、日本人全員が毎日着ていた着物。コツさえわかれば、着物の着方は難しくありません。日常の生活着としての着物の情報をご紹介します。
普段着着物の着方に関してのお悩み事がありましたら、まずは検索してみてください。お悩み事が解決するかもしれません。
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今となっては笑い話ですが・・・
ちょっと背伸びをして新調したブラウスを着た主人と、100円で買った着物を着た私が、ハンバーグレストランに行った時の話です。
お店に入ってすぐにウエイトレスさんがやってきて、窓際の一番いい席を案内してくれました。
入口の近くにたくさん空いている席があったにも関わらず、片付けなければ座れない席を急いで片付けてくれて、ニコニコしながら案内してくれた時、これって着物効果なんだなって感じるんです。
熱々のハンバーグが運ばれてきた時、「着物が汚れてはいけません!」って、主人の方にハンバーグのプレートを移動させた瞬間、肉汁がはねて主人のブラウスに。
せっかく新調したのに!ブラウス汚れた!!ってプンプンでした(笑)
この他にも得したと言えば、真夏に東京に行ったとき。
行きは飛行機に乗ったんですけど、キャビンアテンダントのお姉さんがわざわざ声かけてくれて大きな荷物を収納スペースに上げてくれました。
背が低くて届かないと思われたからかもしれませんが、その後も「腰枕があったほうがいいですよね。今持ってきますので少々お待ちくださいね。」って気遣いされたり。
飛行機に乗っている間、ずっと気にかけてくださって、逆に申し訳なかったくらいでした。
東京につくと、観光で来られている外国人の方たちにめちゃめちゃ写真撮られました。
真夏に着物を着ている方って少ないんですよね。
日傘を差していてたたむ、それだけでも絵になるらしくて、ものすごく喜ばれました。
都会で着物を着てふらふら歩いていただけなんですけど、外国人の方に良いおもてなしができたのかな?なんて思いましたよ。
帰りは開業したばかりの北陸新幹線に乗りました。
結構混んでいたんですけど、着物を着てるとみなさん通路を開けてくださいます。
着物を汚したら大変!って思われてるんでしょうか?
夜だったのでお酒を召されているサラリーマンのおじさまが多かったんですけど、隣に座られていたおじさまが着物姿を見た途端に急にピシッとされて、「荷物を棚に載せましょうか?」って。
帰りも私より先の駅で降りられるにも関わらず、「次の駅で降りられるんでしたら荷物を下ろしておきますよ」とおっしゃってくれて、大きくて重たい荷物を下ろしてくださいました。
酔っ払っていてふらふらでしたが(笑)
よく、「着物で一人旅するのは勇気あるよね」って言われるんですけど、洋服で旅行するよりも、むしろ着物のほうが楽なんです。
いろんな方が気を使ってくれたり、助けてくれたり。
着物を着ていると、自然と優しい動きになるので自分の心にゆとりも出てきます。
初めてお会いする方ともコミュニケーションが取りやすいですし、いい出会いもあります。
着物生活はお得なことばかりですよ(*^^*)
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