用途に合わせた帯板の種類

帯遊びの必需品!

帯板の説明をしております。


いつも使っている帯板は短い丈の帯板で、帯を結び終わってから帯の一周目と二周目の間に入れて使います。

幅の狭い帯板も同じ様に使いますが、アンティークの半幅帯には必需品の帯板です。

半幅帯の幅が今と昔は違うので、アンティークショップで着物を揃えてる方は、あると困らないと思います。

幅の狭い半幅帯は、夏の暑い時期に使いやすいですよ。


そして、よくあるのが、後ろに調節のきくゴムが付いている帯板。

いわゆる便利グッズの一つですね。

こちらは、名古屋帯、袋帯に使います。

後ろに結ぶ帯結びならこの帯板で、十分やりやすいです。


ただ、このゴムがネックになって、前で結んで後ろに回す結び方は上手くいきづらいです。

ゴムが引っかかり、金具が外れる事が多々あります。

素材もちりめんのせいなのか、私のは全く周りません。


そこで、名古屋帯の変わり結びを奮闘中の私が買い足した帯板は、最近売り出された、表地がサテンで裏はタオル地、マジックテープで止めるタイプの「まわりっ子」という商品名の前結び用の帯板です。

この帯板、裏地がタオル地とはいえ真夏は暑いと思います。

でも、この季節、帯でいろんな結び方を前結びで楽しみたい方なら、あって損はない帯板だと思います。


後ろ側で結ぶには限界がありますからね。

名古屋帯をアレンジしてみたい方ならありです。

この後、私はふくら雀を名古屋帯で締める事になります…

用途に合わせた帯板の種類