普段着着物の着方は意外に簡単!
洋服の文化が入ってくるまで、日本人全員が毎日着ていた着物。コツさえわかれば、着物の着方は難しくありません。日常の生活着としての着物の情報をご紹介します。
普段着着物の着方に関してのお悩み事がありましたら、まずは検索してみてください。お悩み事が解決するかもしれません。
洋服の文化が入ってくるまで、日本人全員が毎日着ていた着物。コツさえわかれば、着物の着方は難しくありません。日常の生活着としての着物の情報をご紹介します。
普段着着物の着方に関してのお悩み事がありましたら、まずは検索してみてください。お悩み事が解決するかもしれません。
毎度毎度、長い動画を観てくださってありがとうございます。
動画でもおすすめしておりますが、ふだん着物には、半幅帯が一番楽チンです。
なので、半幅帯の説明をしっかりしたいと思います。
写真の帯はすべて半幅帯です。
長時間、身体に着けるものだから、締め心地や軽さを重視すると、素材選びは重要ですよね。
左の紺色の帯から、素材を言いますと、ポリエステル・綿・正絹・正絹(博多織)となります。
それぞれの厚さを比較するため、横から写してみました。
いかがでしょうか、圧倒的に正絹(博多織)が薄いでしょ。
使いやすい順番は、正絹(博多織)・正絹・綿・ポリエステルです。
この4つの素材で、製法からまったく違うのが、博多織の帯です。
見えるでしょうか。縫い目が無いのです。
あら!ちょっとほつれが見えますが、私が使い込んでる擦れなので気になさらずに・・・
帯は普通、帯芯を入れて縫います。
帯芯の素材にも綿と絹がありそれぞれ特徴があります。
綿は安価でしっかりと形を作りやすい利点と、重くて暑い欠点があります。
絹は軽くて涼しい利点と、高価で、あわせる生地が柔らかい場合は芯も柔らかいため形が決まりづらい欠点があります。
そんな芯の役割を、博多織の織り方と素材でカバーしているので、芯が無くても形も作りやすいですし、軽くて蒸れにくいんです。
筒織りで織られているので、ゴトゴトにもならないんですよ。
博多織・・・すごい!
参考になればですが、わたしは仙臺屋さんで博多帯を買ってます。
ここが、一番安いので・・・
そして、次によく使う正絹の半幅帯なんですが、こちらは帯芯が入っていて端が普通に縫われています。
製法は、一般的ですが、素材が正絹なので、軽く締めやすくゆるみにくいです。
横の写真です。博多より縫ってある分厚みがありますね。
私の持っている正絹の半幅帯は、全部中古・・・古着
良く言えば、アンティークです。
着物のリサイクルショップで、500円〜3000円位で購入したものばかりです。
ちょっと・・・猫の毛が・・・お気になさらずに・・・
こちらは、浴衣でお馴染みの帯ですね。
この綿の帯は、形に若干なりずらいです。
正確に言うと、角が立たないのです。
文庫結びなどの、蝶結びにするのなら、おすすめですが、貝の口・矢の字などの結び方にはおすすめできないですねぇ。
始めの頃は、ウチにこの帯しかなかったので、この帯で練習しまくってました。
始めから、貝の口を締めたかったのだから、博多織の半幅で練習すれば、ショートカットできただろうなぁと今になって思います。
今もっとも安価で買いやすいポリエステルの半幅帯。
んー、プックプクですね。
この帯は、本当に締めにくいです。
柄も色も豊富で、新品でも買いやすい価格で浴衣の時期ですと色んな所で売っていて良いんですが、ただ本当に扱いにくいです。
利点は、安価・種類が豊富・供給量が多いので手にはいりやすい。そして、軽い。
欠点は、蒸れる・形が決まらない・すぐ緩む・帯巾が広すぎ。
個人的には買わなきゃよかったと思ってしまうレベルの使用感の悪さでした。
ただ、繊維の進歩はめざましいので、将来的にはポリエステルの欠点を克服するんじゃないかなぁ〜と期待しています。
いかがでしょうか、ふだん着物の帯選びにすこし、お役に立てれたら幸いです。
私の場合・・・半幅帯は、博多織派!
Copyright © 2024 ふだん着物のtonton All Rights Reserved.