高級路線の着物とは?カジュアルダウンって言葉好きじゃないんだよね。
こんにちは。
今日も暑いので今年大活躍中の綿麻紅梅型染めの着物を着てます。
前は、色を少なくて着ましたが、今日は色を足してカジュアルなコーデにしました。
ここで、一言言いたい!
カジュアルダウンって言葉が嫌いってこと。
色を少なくすると、上品な着こなしにみえます。
色を増やすと、動きのある活発な装いに見えます。
同じ着物ですが、雰囲気が変わるんです。
それをカジュアルダウンって言うのは違うな。
カジュアルは、エレガンスやフェミニンより下ではない。
これは、好みの分類です。
正装着を式ではなく普段に着るってのは、カジュアルダウンって言って良いと思うのですが…
着物は、小紋までは普段着とされます。
カジュアルってなんだろう?と暑さのせいでしょうか、ふと思った次第でございます。
また、着物の配信を続けているので、たまに業界の方から、
続けてると高級路線に行く方が多いのに、tontonさんは行かないんですねー。
って言われます。
高級路線ってなんだろう?
私はリサイクルの着物から始めました。
当時、二十代後半、一月五千円のお小遣いの中から、真剣に選んだ初めての着物は、500円のウールの着物でした。
いつかは、木綿の着物が着たい!とずっと思ってました。
木綿の着物をお誂えできたのは、40代になってからでした。
十分、高級です。
私の環境では、小紋や紬はリサイクルで買えます。
お直しも必要ないです。
ある程度の寸法の違いは、着方でなんとでもなります。
ですが、ほんとに普段身体に負担なく楽に着れるのは、自分のサイズ。
そして、それは木綿が一番楽なのです。
だから、木綿着物はお誂え。
自分の払った金額的には、木綿着物の方が高いです。
十分、高級路線なんだけどなー💦
お誂えは、とても贅沢な事と思います。
それが出来るようになったことは、今もありがたく思います。
たまに着るオシャレ着は、リサイクルから探します。
お出かけ着物は、台所に立つわけでもないし、多少の寸法の違いは気になりません。
自分の寸法がリサイクルで困らない寸法なので、この考え方は変わることがないし、変わる必要もないと思います。
これは、普通の金銭感覚なんじゃないかな。
その金銭感覚を持ってても、いつかどうしても身に纏いたい紬もあるんですけどね😘
じっくり温めて大切にしてる想いなので、まだ温め中です。
まずは、必要な物から揃えるってのは何にでも言える事で。
着物でも同じ事。
普通の暮しで着物を着ないなら、木綿は要らないですね。
気分転換、ドレスアップの為に着たいなら、正絹の方が良いに決まってます。
それぞれの事情、価値観がそこにはあります。
無理強いは良くない!
どの価値観の方も着物を好きで購入するとき、楽しく買ってもらえたら良いなぁと心から思います。
今日のコーデ。
- 綿麻紅梅の型染め 染織こだまさん。
- トスコはんの色じゅばん
- 日々紐 もたはんさん。
- 注染手ぬぐい半衿 喜多屋商店さん。
- 京紅型半幅帯 栗山工房さん。
- りゅうびん帯板 山根さん。
- 親指太め、梅型 オーダー柄足袋 ゑびす足袋さん。
- 髪飾り 猫繭玉かんざし。
- 絞りシュシュ。
- お六櫛 古今堂さん。
そ~言えば、古今堂さんで販売されてるお六櫛。
この小ささが丁度良くて、はっくんも、野乃ちゃんも顔周りのブラッシングを嫌がるのに、お六櫛だと気持ち良さそうなの。
もう1つ買おうかな〜😻😻💕
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手ぬぐい半衿の付け方【応用編】2024年バージョン
注染染めでは、グラデーションに染まってる手ぬぐいがあります。
一枚の手ぬぐいですが、衿に縫い付けるとアシンメトリーになって素敵なんです。
ですが、向きがあったり、暗い色と明るい色どっちを下前にしたら良いか?と悩みますねぇ。
そんな時は…