季節の花に悩む方へ。決まり事の捉え方。
こんにちは。
今日も生暖かい曇り空になってます。
風は夜中に過ぎ去って、静かな日曜日になってますねぇ。
昨日の夏襦袢は快適だったので、今日も夏襦袢にしました。
そして、昨日より外に出ないし薄くて軽い着物が着たくて古渡唐桟を出しました。
古渡唐桟は、平織りの木綿着物。
私の持ってる木綿着物の中で夏物を除けば一番薄い生地です。
夏物ではないので、それなりに目が詰まってて、風をスカスカ通す生地ではないです。
この子の柄が好きすぎて、作ってもらったんです。
染織こだまさんでのお誂えです。
長襦袢、帯、帯締めは、もたはんさん。
トスコはんの色じゅばんが大活躍🫶
衿は、去年の秋に付けて準備してた、チューリップ🌷の手ぬぐいです。
レトロ手ぬぐいシリーズのチューリップ🌷
ふだんきものハイムラヤさんで購入しました。
この縦一例に並ぶ模様は、手ぬぐいつけ慣れてない方にはオススメできないんだけど…向きもあるし💦
でもチューリップ🌷模様ってあんまり無くて。
この時期付けたかったから選んだんです。
着物を着てると悩ましくも楽しくもあるのが季節の花模様との付き合い方。
厳粛な場所に行くのならともかく、普段着で取り入れるのは楽しみだけであるべきと思います。
ちょっと先の季節。
良いイメージだけを思い浮かべて身に着けると気持ちが落ち着くんです。
現実は、春はぼーっとなったり、慌ただしかったり、黄砂やら花粉やら体調も不安定になりがちだけど。
色とりどりのチューリップが咲いて、無彩色の季節が終わって明るい日差しが気持ちよくて。
そんな風に思い浮かべて外を眺めながら季節の花模様を身に着けるって心が安定するなって思うんです。
決まり事って考えると難しくなるけど、今日の自分が前向きに、心穏やかに暮らせるように決まり事で教えてくれてるんじゃないかなーって捉えてます。
そして、日本列島は長いので、季節の花も地域差がある。
厳密に何日から使ったらダメ!とかは縛られすぎてるように思う。
一つ先の季節の花模様を付けるって聞くけど。
桜咲いてる季節に花見が行けなくて寂しかったら、桜の模様を身に着けて癒やされるのは何にも悪くないと思うよ。
人それぞれのその日の事情があるんだもん。
せっかく着物着るんだったら楽しくなきゃ勿体ないじゃん。
動画を始めた頃は、色々季節の花に詳しい方に、もう椿は季節が終わってるから外した方が良いですよ。とか。
山茶花なのか、椿なのかで季節が違うからとか。
色々ほんとに沢山コメントの書き込みがありました。
教えてくれてるんだと思うんだけど。
そこまで細かく決めなくても普段着なんだし、色とかコーデの雰囲気とかで決めて良いんじゃないの?と思ってました。
私は動画を配信してるし、言われても仕方なかったけど、初心者さんに細かすぎる決まり事の教えはやめて欲しいなって思います。
望んでるのならともかく。
普段着で着物を着るのは楽しいこと。
着物と暮らしてると、そのうち外の景色の雑草にも癒やされるようになって、自然と花模様の取り入れ方も無理なくできるようになるから。
思ってる以上に着物って色々優しく教えてくれるんです。
💌お知らせ💌
手ぬぐい半衿の付け方【応用編】2024年バージョン
注染染めでは、グラデーションに染まってる手ぬぐいがあります。
一枚の手ぬぐいですが、衿に縫い付けるとアシンメトリーになって素敵なんです。
ですが、向きがあったり、暗い色と明るい色どっちを下前にしたら良いか?と悩みますねぇ。
そんな時は…