季節の花の捉え方。トータルコーディネートとして素敵なら、それは素敵って思うので良いんじゃないかな。
こんにちは。
暖かくを越えて、暑くなってますね。
今日は、きものの肌着ワンピースをやめて、藤工房さんの長テコを裾除けと防寒対策で履いてます。
素材は、爽竹です。
こんな日にほんとに助かっとるんよね。
長襦袢は、夏襦袢のトスコはんの色じゅばん茜色。もたはんさん。
着物は、シボのない通気性良きな、ハイムラヤさんの阿波木綿。竹色。
衿は、藤井絞ファッションショーで頂いた、手ぬぐいです。
たしか、籠染め?あってる?
帯は古今堂さんの紬帯で、涼しくしてます。
けっこう涼しいのよ。
古今堂さんの紬半幅帯。
蜜柑色の日々紐でボヤンとした色をしめてます。
足袋は、足の裏が汗ばんでるから、さらしの足袋にしました。
ゑびす足袋さんのオーダー柄足袋。
かんざしは、頂いた蝶々のつまみ細工かんざしで、衿元の青色と合わせました。
シュシュは、赤紫でこちらも衿元に合わせてます。
そして、安定のお六櫛。
今から暑さ対策かな。
もう暑くてどうしようって方は、去年の今日の着物を見ていただけると様々な暑さ対策しておりますので、参考になればと思います。
さて、話は変わりまして。
この前の土日に、糸りさんの新作半衿を買いました。
大好きな梅柄なの。
梅柄は、梅の季節しか使えないって声ありますが、この子は気にしなくて良いんじゃない?って地紋なのです。
そもそも、季節の花の捉え方ってどうなんだろう?
季節の花を旬のちょっと手間で身に纏うのは、格別な喜びがあります。
暑すぎる夏の終わりに、秋の花など身に纏うと、精神的に安定します。
それは分かってる。
だけど、好きで恋しいから付けたいとか。
色合い的に今の気分に合ってるから付けたいとか。
そもそも普段着だし。
それって、とやかく言うことなのかな?
ちょっと前は、そりゃあ気を使いました。
思うんです。
文化って普遍的に変わらないのは、もう終わったと。
着物の場合、礼装は気をつけて当然。
普段着の着物は、変化を続ける文化でそれは、まだ繋がってる証だと思います。
ならば、そろそろ良いのではないでしょうか?
自分の好きな花が季節感強くっても他の季節に付けてたかったら使えば良い。
それで、本人の日常が幸せになるなら、そちらの方が重要かと思うのです。
たくさんの事を知ってる方は教えてあげようって気持ちで言うと思うけど、新しい感覚を受け入れるゆとりも文化を繋げる手助けになるのではないかな。
知ってて使うのと、知らなくて使うのでは違うのですが、そこまで聞くのは野暮ってもんです。
トータルコーディネートとして素敵なら、それは素敵って思うので良いんじゃないかな。
今は年中付けても何も言われないけど、私の若い頃は、うさぎ柄の半衿を春に使ってると注意されました。
トンボ柄の鼻緒だって春に履いてると注意されたんです。
教えてくれてありがとうって気持ちより、すごく不愉快で失礼な方だと思った事を覚えてます。
こんな大人になりたくないなーって。
知らないからこそ、真っ白だからできる進化もあります。
真っ白な感性で着物を着て楽しんでる方にあったとき、こんな使い方もあるんだなぁと、感心する事の方が良いんじゃないかな。
着物を普段着に今の時代に取り入れてる事事態が、喜ばしい事と思います。
普段着の着物は、日常を幸せにしてくれる手助けをしてくれる不思議な衣服。
その方の好きや、大事な柄が、季節の事で身につけれなくて、しょんぼりするくらいなら、いつでも好きな時に身に着けたら良いんです。
私もそうします。
もう、良いでしょ。
細かな事を気にしなくて。
梅柄。
大好きだから、使いますよ👍
💌お知らせ💌
手ぬぐい半衿の付け方【応用編】2024年バージョン
注染染めでは、グラデーションに染まってる手ぬぐいがあります。
一枚の手ぬぐいですが、衿に縫い付けるとアシンメトリーになって素敵なんです。
ですが、向きがあったり、暗い色と明るい色どっちを下前にしたら良いか?と悩みますねぇ。
そんな時は…