縞柄の木綿着物の最後は。着心地の衝撃No.1!保多織。染織こだまさんで出会わせてもらいました。
こんにちは。
今日で縞柄木綿着物は、最後の紹介になります。
四国の織物。
保多織(双糸)染織こだまさん木綿展で教えて頂いた生地です。
前の染織こだまさんのホームページで保多織の説明を何度も読んで、催事の時に絶対お願いしようと決めてました。
ワッフルのような不思議な織り、バツグンの通気性、とてつもなく柔らかく、そして軽い。
着心地も、軽い!
下を替えれば夏本番近くまで着れて、冬も雪が降り始めの頃は着ないけど、積もったら着ます。
通気性がめっちゃ良いけど、ワッフルのように織られてるので空気の層ができる為、上モノを羽織って出かけ暖房の中では脱いだら蒸れない。
体温調整がとてもしやすい生地となります。
そして、縦や横にはさほど伸びないけど、斜めは少しの力で伸びるので、肩がとても楽。
冬場インナーを着込んで着物を着るので、一番外側になる長着の肩が動きに合わせて伸びてくれるのでとても助かります。
ただ、正座などで膝が出やすいので、毎回洗った方が形が崩れません。
伸びてる着物は、衿がビロンビロンになったり、おはしょりが伸びてたりと着にくいものなので…
乾きも速くて、洗濯もシワを気にすること無く出来ますし、大好きな着物となってます。
この子に出会ったとき、2反で悩んだんですよね。
悩んだ末、こちらにしましたが。。。
シクッたなぁー💦と仕立て上がって着た瞬間わかりましたよ。
2着作っときゃ良かった😭
気に入った柄になかなか出会えない生産量の少ない反物なので、出会いを大切に!系の生地になるのです。
今度会ったら絶対逃さないぞ💖
強い生地ではないので、居敷き当てを付ける事、オススメします。
この薄い保多織と、染織こだまさんのとっても薄い綿ローンの居敷き当ての相性がとても良いなぁといつも思って着てます。
疲れてるときに着たくなる、そんな優しい着心地。
ちなみに、保多織の単糸は長襦袢に向いてますよ💖
めっちゃ気持ち良くて、寝たくなる(笑)
通気性も、保温性もあるので、足さばきは悪いですがとても快適です。
足さばきの良すぎる大島紬のとき、保多織の長襦袢だと、風で長着がめくれても長襦袢はめくれにくく、衿元も崩れにくいのでオススメです。
木綿の長襦袢は、重いとかモコモコするとか色々思われる事が多いですが、着てみたら良いさ✨
木綿の長襦袢は、脱ぎたくなくなる気持ちよさだから✨
魅力的な保多織ですが、反物価格は遠州木綿の広幅の価格と似てまして、単糸の生地はもう少し安くて買いやすい価格帯の生地となってます。
保多織は、染織こだまさんで取り扱いありますが、本場の四国ではもっと取り扱いのあるお店があります。
- 着物 保多織(双糸)染織こだまさん
- 長襦袢 ベスロン キモノオフさん。お仕立ては藤工房さん。
- 半衿 手ぬぐい 濱文様さん。
- 帯 手ぬぐい半幅帯 喜多屋商店さんの浜松注染 販売 もたはんさん。
- 帯締め 日々紐(栗色)もたはんさん。
- 足袋 オーダー柄足袋 ゑびす足袋さん。
- 髪飾り シュシュ ろうけつ染め ブランプルナマさん。お六櫛 古今堂さん。つまみ細工かんざし。
それでは!
💌お知らせ💌
手ぬぐい半衿の付け方【応用編】2024年バージョン
注染染めでは、グラデーションに染まってる手ぬぐいがあります。
一枚の手ぬぐいですが、衿に縫い付けるとアシンメトリーになって素敵なんです。
ですが、向きがあったり、暗い色と明るい色どっちを下前にしたら良いか?と悩みますねぇ。
そんな時は…