大島紬が羽織りに!銘仙が帯に!これがホントのリサイクル!
こんにちは〜。
千葉県がまだ復旧出来てないと知り、友人の事が心配になっております。
早く復旧しますように。。。🙏
昨日の夜、藤工房さんから届いた羽織りと、半幅帯をご紹介します。
着物交換会でお願いしていたの。
大島紬の袷の着物を羽織りに作り変えてもらう。
銘仙の単の着物を半幅帯と角帯に作り変えてもらう。
どちらもリサイクル着物で、大島紬はリサイクルショップではただの紬として売られてました。
この子は、身幅が細くて、ちょっと無理して着てたんです。
普段着にするにはちょっとなぁ。
色的にももう若くないし。
そんな着物でしたが、楽しい思い出のある着物だから、羽織りにしました。
羽織りにしたら、何十倍も出番があるもんね。
そして銘仙。
こちらは、奇抜すぎでなかなか着こなせなかったあ〜(笑)
生地も弱くて、帯にするにはオススメできないと言われたけど、そこをなんとか補強して、普段着の消耗していく帯にしてもらいました。
言うても正絹だから、締めるといい感じですわ。
生地の弱さから、あえて帯芯ではなく接着芯にしてくれたんだと思います。
軽くていいなぁ。
着物で着ることもできないアンティークが、半幅帯になれば、擦り切れるまで使えるもんね。
紬はもう管理の限界まで持ってて、紬を増やす事はしたくないのです。
だけど、半幅帯なら。羽織りなら。
好きでも着れなかった着物が、こうやって形を変えて出番が増えれば、それは嬉しいなって思います。
藤工房さん、ありがとうございます🙏💕
また、こんなお願いばっかりだけど、末永くよろしくお願いします😊
今日の着物は、羽織りを着てみたかったりなどなどから、レースの着物、アンティークバージョンです。
リサイクル三昧(笑)
長襦袢は新品!
トスコの麻襦袢に、お抹茶色の手ぬぐい半衿。
着物は、リサイクルからのレースの着物。
帯はリサイクルの銘仙を作り変えてもらった、半幅帯。
帯締めは、赤っぽい紫色でアンティーク感を出してみましたが、これ自体がアンティーク。
足袋は、新品だ!
緑の花柄の柄足袋で、衿と帯にあわせました。
かんざしは、頂いた手作りかんざし、パールで軽い感じに。
赤色と黒色の格子柄の大島紬は、見事に長羽織になりました。
膝が軽く隠れるくらいの長さです。
ちなみに、羽織り紐もアンティーク。
短いよ。
私には、ちょうどいいの。
新品なのかリサイクルなのか分からんくなるけど、レースの着物も身幅を自分で直してて、ほぼ自分のサイズになってます。
出会いはリサイクルだけど、全部お誂え?
新品を買うのと違う喜びがありますね。
着物って、楽しいなって思います。
人から人に受け継いだり、形を変えたり。
反物を大切にするってことも、次の世代に受け継いでもらいたいですねぇ。
💌お知らせ💌
手ぬぐい半衿の付け方【基本編】2024年バージョン
私が普段から付けている縫い方を説明してます。
向きもなく、柄も細かい初心者さんにオススメの手ぬぐいで説明してます。
- 手ぬぐいを縦半分に折る
- 手ぬぐいの輪側と、長襦袢の衿の内側付け根を背中心から止める。
- 絹針、絹糸で縫う。
- 外側に余った手ぬぐいを折り込み、まち針で背中心から止める。
- 縫う。
詳しくは動画でご確認下さい。