綿レース着物のルーツを少し垣間見ることができたお手紙💌
こんばんは。
今日は、なんと!暑い!
きっと、けっこう暑いんだろうけど、ずっと寒かったから、あったかいなぁ🎶くらいな気分です😊
で、久しぶりにインナー長袖シャツも脱いで、下はカップ付きのタンクトップ。
そして、ステテコです。
トスコ麻の長襦袢に、青緑色の手ぬぐい半衿。
この衿さぁ、ずっと付けっぱなしなんですよね。
色が好きで、でもそろそろ替えようかな😅
そして、毎回物議を巻き起こしてますが、綿レースの着物💕
この季節にぴったりなのですよ。
この綿レースは、正しくはオーバーオールレースって言うらしいよ。
レースはいろんな種類があるからねぇ。
帯は博多織の半幅帯。
パステルカラーの黄色。
緑の衿元から黄色に。
そして帯締めは再び緑。
深緑色です。
帯がパステルカラーなので、黒の着物とのバランスを考えてトーンダウンしました。
足袋は手作りの柄足袋💕
この子もポイントに明るい青が入ってて、何となくコーディネートしました。
綿レース着物のルーツを少し垣間見ることができたお手紙💌
さて、昨日の事ですが、お手紙を頂いたんです。
なんとも、胸が熱くなるお手紙💕
私の着てる綿レースの着物を見てくれてたお手紙を下さった方のお母様が、その昔、金の卵の時代の集団就職で、レース工場で働いていたそうです。
そして、私の着ているこのレースの着物。
そう、このレースを作っていたそうなのです。
B級品で出来てしまったレースは高く売れないので、工場務めの女の子達が買えて、それが皆さんの楽しみで…
洋服を作ったり、着物を作ったりしていたそうです。
私の着ている綿レースの着物は、先輩が作ったり着物かも…
そんな事をお母様がおっしゃってたそうです。
ジィーーーン(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) 感動😭
集団就職、ウチの親もその世代です。
安い安いお給料で長時間労働して、親にも仕送りして。
恵まれた環境じゃない青春時代の、キラリと光る楽しみだったんだ。
そんな事を思いました。
大事にいっぱい着ますよ。
これからも。
古着のルーツは、身近な歴史で、人と人は繋がって今が有るんだと教えてもらえます。
動画を発信したから繋がった、この着物の歴史に、抱きしめたい思いで今日は着たいと思います👘💕
💌お知らせ💌
手ぬぐい半衿の付け方【基本編】2024年バージョン
私が普段から付けている縫い方を説明してます。
向きもなく、柄も細かい初心者さんにオススメの手ぬぐいで説明してます。
- 手ぬぐいを縦半分に折る
- 手ぬぐいの輪側と、長襦袢の衿の内側付け根を背中心から止める。
- 絹針、絹糸で縫う。
- 外側に余った手ぬぐいを折り込み、まち針で背中心から止める。
- 縫う。
詳しくは動画でご確認下さい。