ふだん着物の着付け〜長襦袢から帯結びまで〜

こんなかっこうですいません(笑)

この動画は9月に撮りましたが、まだ残暑を感じる時期でした。

下着に近い格好からの着付け動画になりますがどうします?と主人に伺ったら、早く動画を撮りたいと言うことで、破廉恥な格好からスタートしてしまい、従業員の方に「あの姿は大丈夫なのか」と心配された動画でございます。


この動画に使われている長襦袢は、衣紋抜きと伊達締めの機能を兼ね備えたヒモを背中に縫い付けてある長襦袢になっています。

この作り方に関してはお針子の動画これは便利!衣紋抜き付き長襦袢の作り方で説明していますので、ご覧になっていただけたら嬉しいです。


私の着付けのモットーは、なるべくヒモを使わずに脱いだときに体に着付け跡が残らず、一日中着ていても苦しくないこと。

やっぱり普段着に着物を着るってそういうことだと思うんです。

いろいろな着付けの仕方はあると思うんですけど、お料理する時もお掃除するときも、そしてお昼寝するときも着物でも楽であるということがとても大事だと思うんです。

そういう事を目指していたら、この着付けに辿り着きました。


この動画を検索して見つけてくださった方は、きっと普段着として着物を着たいと思っていると思うんです。

そのような方々にお役に立てればと、破廉恥な格好で登場しております。


着物の着付けで、押さえておきたいポイント

  1. 体の正面または背中心に着物のしわを残さないこと
  2. 背中心のお尻の線と背中の線を合わせる
  3. 首のうしろの帰りをきもの後ろ衿からはみ出させないようにする
  4. 着物の裾を使うココロモチあげるように着付けをする
  5. おはしょりのお腹に乗る部分をすっきりとしつけをする

ここを押さえておけば、わりにラフな着物でもキレイにしているように見えるんです。

せっかく着物を着るんだったら、やっぱりキレイに着たいですよね。

皆さんもポイントを押さえて、後は楽して普段着物を取り入れてもらえたら嬉しいです。

ふだん着物の着付け〜長襦袢から帯結びまで〜